暖房・エアコン Heating/air conditioning
温水床暖房
灯油・ガス・電気などを燃料とした熱源機(給湯暖房機)で温めた水を、床下に通したチューブから床板のパネルに循環させる方法で暖めるのが温水式床暖房です。
暖まるスピードが電気式よりも速く、部屋全体を均一に暖められるのが特徴です。
温度の上昇は40度程度と上がり過ぎないため、低温やけどの心配がなく、ひだまりにいるような暖かさをキープします。
リビングのように広い部屋や、複数の部屋でも温水を作る熱源機1台で全体を均一に暖めることが可能です。
他の暖房器具を併用する必要がないので電気代が節約できます。
温水床暖房の設置
Step-01 既存の床の補強
床暖房の熱で既存の床が床鳴りしないよう、下地補強用にビスを打ちます。
Step-02 床暖房パネル設置
既存の床の上から床暖房パネルを設置します。
Step-03 パネルと温水配管をつなぐ
床下に配管した断熱ペアチューブと温水パネルを接続します。
Step-04 床材の敷設
温水パネルの上に床暖房対応の床材を敷き詰めます。
Step-05 室外機と温水配管の接続
熱源機を設置して温水配管を接続します。
Step-06 リモコンの設置
床暖房リモコンの配線と取付けを行います。
Step-07 試運転
圧力テストと試運転をして設置完了。
電気式床暖房
電気式床暖房は、電気ヒーターをフローリングの下に設置することで部屋を暖める方式です。
リフォームなどで後付けしやすく、設置費用は温水式と比較し低コストです。
温水式床暖房よりも暖房の立ち上がりが遅いため、キッチンなど狭い面積を効率良く暖めることに適しています。
ランニングコストは温水式床暖房と比較して、高くなります。
電気式床暖房の設置
Step-01 既存の床の補強
床暖房の熱で既存の床が床鳴りしないよう、下地補強用にビスを打ちます。
Step-02 床暖房シート設置
既存の床の上から床暖房シートを設置します。
Step-03 床暖房シートの接続
床下で配線を接続していきます。
Step-04 床材の敷設
床暖房シートの上に床暖房対応の床材を敷き詰めます。
Step-05 コントローラーの設置
コントローラーと配線を接続します。
Step-06 試運転
通電確認をして試運転。問題なければ設置完了となります。
温水ルームヒーター
温水ルームヒーターは外の熱源機と呼ばれる器具で温水を作りその熱で部屋を暖める暖房器具です。
熱源機には、給湯器一体型と熱源機だけの単体のタイプがあります。
熱源機で作られた温水は、部屋の中の温水ルームヒーターを経由し部屋の中へパワフルな温風を運びます。ヒーターは温水コンセントと呼ばれるコンセントと接続して使用します。
こちらは壁コンセント又は床コンセントの2種類があります。
部屋が乾燥しにくく・のどが痛くなりにくい・結露しない点が温水ルームヒーターの特徴です。
温水ルームヒーターの設置
Step-01 接続部分に穴を開ける
接続部分に電動ドリルで床面、または壁に穴を開けていきます。
Step-02 パイプを通す
床又は壁から銅パイプを通し、接続金具を取付けます。
Step-03 室外機の設置
室外機を正確に設置し、本体へ接続します。
パネルコンベクター
パネルコンベクターも温水ルームヒーターと同じで、外の熱源機と呼ばれる器具で温水を作りその熱で部屋を暖める暖房器具です。熱源機には給湯器一体型と熱源機だけの単体タイプがあります。熱源機で作られた温水は、パネルコンベクターの中で循環し放熱します。温水ルームヒーターと違い温風はでません。部屋の中をほんわかと暖めます。部屋が乾燥しにくく、のどが痛くなりにくい、結露しない点がパネルコンベクターの特徴です。
パネルコンベクターの設置
Step-01 接続部分に穴を開ける
接続部分に電動ドリルで床面、または壁に穴を開けていきます。
Step-02 パイプを通す
床または、壁から銅パイプを通し、接続金具を取付けます。
Step-03 室外機の設置
室外機を正確に設置し、本体へ接続します。
FF式暖房機
燃焼用の空気を室外から強制的に取り入れ、発生した熱を送風ファンで室内へ込み、排気は給排気筒を通して室外に出す方式の暖房器具をFF式暖房機と言います。
灯油の燃焼に伴う水蒸気の影響で出る結露の心配がなく、排気管筒があるため、使用時に定期的な換気は不要です。
FF式暖房機の設置
Step-01 壁に給排気筒の穴を開けます
電気ドリルで、壁に給排気筒の穴を開けていきます。
Step-02 給排気筒の取付け
ドリルで開けた壁の穴から出るように、給排気筒を取付けます。
Step-03 本体を設置します
本体を正確に設置します。
エアコン Air-conditionning
このようなお悩みはございませんか?
- エアコンをつけても冷えない・暖まらない
- 古いエアコンを取替えたい
- エアコンの調子が悪く見てほしい
- エアコンが故障したので修理してほしい
- 業務用の空調機器を取付けたい
- 自分で買ったものの取付方がわからない
エアコン入替え工事
新しくエアコンを購入したので古いものと入替えたい、壊れたので新しいエアコンを取付けたいなど、エアコンの入替え・取付けは当店にお任せください。
エアコン工事に特化した技術の高い専門スタッフが丁寧にエアコンの入替え(取外しから取付けまで)をさせていだきます。
エアコンの設置
Step-01 ポンプダウン作業
エアコンを運転し、配管の中に入っているガスを室外機に戻します。
環境に配慮し、ガスは持ち帰ります。
Step-02 エアコン「室内機」取外し
冷媒管や配線を外し、壁を傷つけないよう、丁寧にエアコンを取外します。ホコリ・水などが落ちないように気をつけます。
Step-03 エアコン「室外機」取外し
室外機を取外します。「ベランダ置き・大地置き・基礎架台置き」等で設置されているものが対象です。
Step-04 配管類取外し
古いエアコンの配管を取外します。
Step-05 エアコン「室内機」取付け
天井や壁、機器に傷をつけないように、エアコンを丁寧に取ります。水平になるように正確に取付けます。
Step-06 配管類 取付け
テープ巻き・化粧カバー仕上げ(配管パイプ・連絡電線・ドレンホース)などの、仕上げ作業をします。
Step-07 エアコン「室外機」取付け
設置方法は「ベランダ置き・大地置き・基礎架台」など、状況に応じて適切に施工いたします。
Step-08 真空引き施工
真空ポンプを使用し、配管内部を真空にします。
配管内部に空気が残ると内部の空気中の水分が凍り、エアコン故障の原因になります。